RESONETZ LINK PROTOCOL

RESONETZテクノロジー

IPネットワーク をどこへでも

世界中を結ぶリアルタイム・メディア伝送の未来は、急成長する既存のネットワークが鍵となることは、もはやメディア業界全体の常識です。近い将来、あらゆるメディア伝送はパケット・ベースのネットワークによる伝送方式に置き換わるでしょう。近年、IPベースのネットワーク帯域幅は劇的に拡大し、驚くほどのスピードで成長し続けています。そのおかげで手頃なハードウェア(市販のスイッチやルーター)を用いて大容量データが高速伝送可能となりました。速度1 GBit、遅延1ミリ秒の5Gモバイル通信の登場もすぐそこです。今こそ新たなネットワーク・テクノロジー誕生の時です。

PA、ラジオ/TV放送局、サウンド・スタジオ、設備の業界にとって、今こそIPメディア・ルーティング・インフラに着手する絶好の機会と言えるでしょう。MADIやAES/EBUに代表される従来のポイントツーポイント接続に比べ、ネットワーク・システムは柔軟で低コストのメディア伝送が可能です。無数の小さいIPパケットが、ローカル・ネットワークやインターネット、さらには成長し続けるモバイル通信ネットワークであらゆるデータを伝送します。パケットを同時に複数箇所に送信することも可能です(マルチキャスト)。

人間の歴史において、どんなに革新的な新技術でも、最初は困難やライバルとの衝突がつきものです。IPオーディオ伝送もISDNや数々の既存のデジタル・プロ・オーディオ機器という壁と戦わなければなりません。

IPパケットは定義上あらゆるネットワークを経由できますが、ほとんどのAudio-over-IPプロトコルは、厳密に設計/管理されたローカル・ネットワークでの伝送を除き信頼性に欠けるものばかりであるのも事実です。帯域の制限、同期問題、共有トラフィックによる障害などにより、明らかな遅延やパケット損失が生じがちです。

RESONETZ LINKプロトコルはこれらの不完全なネットワークによる問題を解決するソリューションを提供します。上位層のネットワーク・プロトコルを使用する際に、共有トラフィックIPネットワーク環境での優先的伝送のための操作を行います。独自の伝送アルゴリズムによって、先進の同期テクノロジーを使用した信頼性の高いエンドツーエンド伝送が保証されます。異種ネットワークの伝送も問題ありません。パケット損失のリスクを最小限に抑え、音質劣化を防ぎ、遠隔地の受信機でソース信号を完全に再構築します。

RESONETZ LINK製品は革新的なユニバーサルAudio-over-IPソリューションです。地球で最も急成長したネットワークであるインターネットだけでなく、LANやFTTH(ダーク・ファイバー)、NTTのIP通信ネットワーク(ひかり電話)のような高速電話通信ネットワークを用いて、非圧縮マルチチャンネル・オーディオ信号を伝送可能です。

IPはまるでパックマンだ。 やがてすべてを食べつくすだろう。

H. Esslambolchi
AT&T Labs社長

RESONETZ LINK

ロスレス.マルチチャンネル.ユニバーサルIP.

ネットワーク
ユニバーサル・ネットワーク
あらゆるIPネットワークでのマルチチャンネル・オーディオ伝送

RESONETZ LONKは ローカル・ネットワークだけでなくFTTH(ダーク・ファイバー)や公衆インターネットを含む広域ネットワークでの低遅延・マルチチャンネル・オーディオ伝送を提供します。ISDN接続を完全に置き換えるソリューション、NTT IP通信ネットワーク(ひかり電話)も使用可能です。

オーディオ
ロスレス高解像度オーディオ

RESONETZ製品は最大24Bit192 kHzのビット透過オーディオ伝送を提供します。MP3フォーマットなどに見られる心理音響圧縮は施されません。コーデック圧縮は設定で選択できます。

信頼性の高いリアルタイム伝送
信頼性の高いリアルタイム伝送

RESONETZ LINKは様々なネットワークで放送品質の低遅延伝送を提供します。特許技術のサンプル同期およびリアルタイム・ネットワーク・モニタリング・アルゴリズムを用いることで、伝送ジッタの高い共有ネットワークにおいても、脅威のパフォーマンスを実現します。

プロ・オーディオへのシームレスな統合
プロ・オーディオ・フォーマットへのシームレスな統合

RESONETZはデジタル・マルチチャンネルの業界標準規格(MADIまたはAES/EBU)を双方向伝送します。既存のプロ・オーディオ・フォーマットを用いた21世紀のオーディオ・ネットワーク配信を可能にします。

EtherMADI-64は、Audio-over-IPの世界でMADI伝送のプロ・オーディオ・アドバンテージをすべて実現します:

マルチチャンネル。高品質。高信頼性。

RESONETZ LINK

プロトコルの機能

IP UDP/RTP

パケット

512 チャンネル

双方向(GBit LAN)

192 kHz

サンプル・レート(最大)

対応

2重化リンク

< 500 μs

ノード間遅延(LAN)

RESONETZ

サンプル精度の
同期テクノロジーWAN

PTPv2

位相精度の
同期テクノロジーLAN

特許:2013-203074(JP), 14/138781(US), 14152425.6(EU)

RESONETZ LINK

低遅延IPソリューション

ネットワーク帯域幅と遅延

ネットワークの帯域幅と遅延によって、伝送速度とオーディオ・データのリアルタイム処理能力が決まります。それに伴いタイミングと同期も影響を受けます。帯域幅によって一定時間のデータ転送量(ビット/秒、bps)が決まります。最大のパフォーマンスを得るには、ギガビット以上のネットワークが推奨されます。

ネットワーク遅延はパケットが目的地へ到達するのに要する時間です。AoIPの場合、オーディオ・ノード間の時間がこれに当たります。ノードツーノード(デジタル-デジタル)パケット伝送の遅延時間は一般的なLANの場合500マイクロ秒未満、WANの場合40ミリ秒未満です。RESONETZ LINKの遅延時間はほんの僅かで、技術的限界に限りなく近い低遅延値を実現しています。

低遅延VS帯域幅効率

遅延を抑えるためにはパケット・サイズを小さくする必要があります。つまりこれは各パケットに含まれるオーディオ・データが小さくなる(最小3サンプル!)ことを意味します。従って、より多くのパケット伝送が必要となります。

本来IPネットワークは、リアルタイム・オーディオとの相性があまり良くありません。IPネットワークはオーディオ・パケットを他のパケットと同様に送信します。ネットワーク・スイッチとルーターは「封筒」にあるアドレスを読みとり、目的地に配達します。ピークがまばらな通常のトラフィックに対し、リアルタイム・オーディオ伝送はオーディオ・チャンネル数が少ない場合でさえ、驚くほど小さなパケットを正しい順番とタイミングで処理し続けなければなりません。

IPパケットの数:Audio-over-IP(赤) vs. オフィスのPC(白):

パケット・ストリーム比較

RESONETZリアルタイム・ネットワークの適応

パケット・ストリームの膨大なデータとプロトコル・オーバーヘッド(大量の「封筒」)は、帯域幅の効率を低下させます。ネットワーク状況(サイズと使用率)に応じて低遅延のトラフィックが増加は、輻輳やトラフィックの負荷分散を引き起こします。これによりパケットの順不同送信、遅延、複製、そして損失の恐れが生じます。

ペイロード・サイズと遅延、ネットワーク効率の比率は、複雑に相互作用します。これらの最適な解決策を見つけることは、あらゆるAudio-over-IPプロトコルにとって重要なタスクです。

固定値による完璧なソリューションは存在しえないため、RESONETZはネットワーク・データ処理能力をシームレスに適応させる革新的な方法を提供します。

ネットワーク・パラメーターを継続してリアルタイム監視することで、RESONETZ機器は最小の遅延で最もネットワーク効率が良い最適なパラメーターを特定することができます。最新のネットワーク状況で最小遅延が得られるようにパケットのサイズを最適化して生成することができるのです。

リアルタイム・ネットワーク適応

遅延比較:AUDIO-OVER-IP vs. PCI、USB、音波

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遅延比較

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